子供と、バー
2018.01.09

運営者の自己紹介3


運営者の自己紹介3

で、初めての展覧会をボロかすに言われた私は、内定していた百貨店の就職をやめて1年留年し、演劇もやめて絵を真剣に描き始めました。
と言っても独学なので、描いて描いて、自分で描いた絵から、絵と言うものを学びました。

でも働かなくては食べていけませんので、そのあと明治薬科大の事務員になりました。公務員のように残業がなく、絵を描く時間が持てるからです。

でも、その後はその大学の警備の方から、ナレーションの仕事を勧められて、俳協という声優の事務所に所属させて頂くことになりました。
(警備の方が実は映画カメラマンだったので、そう言う事務所をご存知だったのです。)

という流れで、写真にあるような東映の実写アニメ・ジャンパーソンの準主役の声をやらせて頂いたり、ニュースステーションの特番のナレーションや、TVCMの声の仕事を多くやらせて頂きました。

そして、5年ぐらい後に、少しお金が貯まったので、フランスに修行に行こうと思い、フランス政府給費留学試験を受けて留学生となり、マルセイユに行くことになりました。ただ、結婚して行ったので生活は大変でした。給費も1年だけで、仕事もせずに約8年ぐらい、絵の製作だけやっていたからです。

いま考えると、良くそんなに長い間働かずに絵を描けたと思います。
ただ、フランスでは、アーティストの組合に入って、マルセイユ市から、幼稚園の壁画の仕事を貰ったり、マルセイユ美術館が絵を買ってくれて所蔵してくれたりしましたので、何とかギリギリで生活ができたのです。

それに、アーティストインレジデンスがマルセイユの港近くにあって、作品審査に通ったので、月2万円位で約100平米のアトリエ付きアパートが借りられたのです。
更に他にも色々な補助金があって、作家としては本当に助かりました。

向こうにいた頃は3ヶ月に1回ぐらいのペースで展覧会をしました。
パリやノルマンディーやマルセイユのギャラリーやアートフェスティバルに呼ばれて、本当に毎日絵を描いては発表し、忙しくしていました。

ただ、最終的には事情があって日本に戻ったのですが、戻ってきたら社会人としてのキャリアが全くない私には仕事がありませんでした。だから暫くは安い時給のアルバイトでしのぎ、その後、これでは生活出来ないと言うことで、真剣に仕事を探し、大田区のセンチュリー21という不動産屋に拾って貰ったのです。
面接で、「君となら一所に働きたい」と言ってくれた社長さんには今でも感謝しています。

その後、私は不動産会社を作って独立するのですが、何というか、お客様を手の平で転がすような営業が嫌で、馬鹿正直にお客様と接していたので、「君はストレートな営業しかしないね~」とお客様に言われたりしていました(笑)。

まあ、そんなこんなで自営をしていた時に、大学の友人がマクロビの料理教室を始めたので参加してみたり、もともとフランスでも食事制限をして、インドのヨギのように緑豆のスプラウトだけで数週間過ごしたりして、食に興味があったので、いつか飲食店をやってみたいと思うようになったのです。

それと、マルセイユの幼稚園の壁画をやったときに、子供達とじゃれ合いながら描いた思い出が、結構自分の中で大きなウエートを占めていた事と、マルセイユの子供達のエネルギーを見て、日本の子供達ももっと元気になって貰いたいと思ったことが、子供について考えるきっかけになりました。

マルセイユの子供達は、地中海の断崖絶壁から次々に海に飛び込んでいました。恐らく25mくらいのたかさがあったと思います。

また、アトリエの近くのアラブ人の太ったおばちゃん達は、自分の子供、まだハイハイしか出来ない子供を、犬の糞だらけの道でハイハイさせていました。
ちょっと衝撃的な光景でした。まあ、汚いのは勿論だし、恐らく色々な雑菌で一杯の道路をハイハイさせるのですから、日本で大事に育てられてる子供との違いに驚いた記憶があります。

それから、フランスではベビーカーを押してるお母さんが居たら、バスを降りるときは必ず男性が手助けするのですが、日本では皆知らん顔していたので、そういった面でも違和感を感じていました。

私も自分の子供が小さい頃、子供を抱いて電車で立っていても、誰一人席を譲ろうとはしなかったし、まあ男だからかも知れませんが、そんな文化の違いに苛立ったりもしました。。

そんな経験があってか、日本の子供には元気に育って欲しいと思っていて、色々な面からアプローチをする必要があると感じました。

日本に戻ってアルバイトをしていた頃、早稲田大学のエクステンションセンターと言うカルチャー・スクールがあり、そこに呼ばれて絵を教えていたこともあるのですが、やはり頭で考えるタイプの人が多いように感じました。

私は、芸術には限界がないと思っていて、子供が絵を描くときに遠慮してるのを見ると、もっともっと自由に!と声を大きくしてしまいます。

芸術には遠慮なんていらないんです。
だからこそ、子供達の想像力も伸ばす事が出来るし、生活に必要が無いような分野ですが、実は大事なものなのです。

成長するに従って人は自分の頭を限界づけますし、自由な思考が狭まってくる、だからこそ、芸術の自由な思考が必要になるのだと思います。

そう言う意味で、うちのお店では、子供達には遠慮なく落書きをして欲しいし、遠慮なく騒いで貰いたい。そしてお母さん達も、それに対して、静かにしなさい、とかは言わないで欲しい。そう言う自由な場所が必要なんです、きっと。

小さい時は出来るだけ周りりを気にしないで生きて貰いたい。大人になれば否応なくまわりに配慮シナクテハならなくなるのですから。

そして出来るだけ良いものを食べて貰いたい。

まあ、そんな流れで「子供と、BAR」というお店が作られたのです。

でも、何でBARなんですか?って質問を良くされます。
私は元々お酒は飲めませんし、バーにも行ったことはありませんでした。

でも、始める前に色んな飲食店を見て、このバーという形態が意外と面白い事に気づいたのです。
内はカウンターしかありませんので、うちに来ると自然と他のお客様と話をすることになります。近所の方が多いので、お子さんのいる方同士だと、知り合いには出来ない話や相談をすることが出来ます。
そうしていると、やがてコミュニティが出来て、顔見知りが増えて、学校や幼稚園、保育園以外のお母さん達と知り合いになります。
また、子育てが終わった方から色んな為になるはなしが聞けたりと、そう言う事って、居酒屋やファミレスではなかなか無いことだと思います。
だいたい席が離れて座ってる人と話はしないですよね?

でも、小さなバーだとそうなるんです。
だから、バーにしたのです。今はランチも始めたので、夜でなくても昼でもそう言う面白い状況になったりしています。

だから、小さな個人店って面白いですよ。

「子供と、BAR」はそう言うお店です。
本当はもうちょっと広いと色々と出来るのですが、こう言う狭さも貴重じゃないかな?

と言うわけで、私の自己紹介はこんなところです。

なが~く、なりましたがお客様から、「どういう人?」って質問があるようで(笑)。まあ、私がお店に立つのもそろそろいいかな~と思ってるところですので、書いておきました。

決して怪しい者ではないですのでご安心下さい(笑~)。

そんなところで・・・、皆で日本の子供達を元気にしましょう!
あ、お母さん、お父さんも元気になりましょう!
一杯飲みながら~。

あ、私はあまり飲めないのでノンアルもありますよ!
飲めない人も大歓迎!
飲めない人こそ、バーの雰囲気を味わいにいらして下さい。

お待ちしております!

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